S級S班の山口拳、深谷が準決勝敗退を喫したが、12Rの清水裕は太田マークから今節初1着。「ちょっと覚えてないくらい、あがっていた」と話すほどの緊張感がある中で、大会7連覇への挑戦権を獲得した。9月共同通信社杯の落車で横突起骨折などの大ケガ。順調ではない状態でも2年ぶりの地元バンク出走で主役の責務を果たしている。
決勝12Rは直前に一緒に練習した太田と今節3度目の連係。「海也はレースの方が強い。(状態的にはなんとか)ギリギリです」。最後は「優勝しかない!」と力強く言い放った。前人未到の記録をさらに伸ばす。